韓国タクシーで遭遇した3つのトラブル

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 あんにょん。あやきむです。今回は韓国旅行で私が実際に遭ったタクシートラブルを紹介します。韓国はタクシー料金が日本に比べて安いこともあり、韓国を旅行した際には必ず利用しています。(※韓国でのタクシーの初乗り料金は3800ウォン。)今まで何度も利用して、ほとんど怖い思いをしたことはないのですが、3回だけトラブルに遭遇したことがあります。

 韓国のタクシー運転手はほぼほぼおっちゃんです。韓国にいる普通のおっちゃんなので、韓国語しか話せません。運が良ければ、日本語や英語が少しわかる人もいますがそういった人は少ないです。そのため空港などよりトラブルに巻き込まれる可能性は幾分か高いように思います。

目次

ケース①:目的地以外のところに連れて行かれる

 当時、私は好きなアイドルグループのセンイル(誕生日)のために渡韓していました。そしてソウル市内でカップホルダーを集めていました。午前中は江南区、夕方から麻浦区に移動しようと思い、疲れていたこともありタクシーで移動することに。タクシーを捕まえ、「ホンデ / 홍대」まで行ってください、と伝えました。午前中に歩き回っていたこともあり、道路標識など確認せずにぼーっとタクシーに乗っていました。

 「はい、着いたよ。」とタクシー運転手に声をかけられ、ふと外を見るとそこは「コンデ / 건대」で唖然。口頭のみで行先を伝えていたために、うまく伝わっていなかったようでした。改めて本当は 「ホンデ / 홍대」 に行きたかったんだ!と地図を見せて伝えても後の祭り・・「お前の発音が悪いんだ!」と言われ、なぜかタクシー運転手に発音矯正され、 「コンデ / 건대」 で降ろされました・・・

 韓国語学習者のネタ(?)で次のようなものがあります。韓国には 신촌(シンチョン)と신천(シンチョン)の2つの地名があり、日本語ではどちらも「シンチョン」となるため、タクシーに乗った際に全く別のところに連れて行かれる。という有名な話があります。まさか自分が건대(コンデ)と홍대(ホンデ)でその経験をするとは・・・本当に(;´д`)トホホな経験でした。

 その経験があってから、タクシーに乗るときは必ず地図やスマホで文字で伝えるようになり、今は同じようなミスはまったくしなくなりました。

ケース②:メーターが動いていない

 これは仁川空港近くのホテルから仁川空港に移動するときでした。早朝便で日本に帰国する予定だったために、地下鉄やバスなどは動いておらず、タクシーで空港まで行くしか手段はありませんでした。そのため、ホテルのフロントに空港までのタクシーを手配してもらいました。ホテルもユースホステル等ではなく、エアラインの乗務員も利用するようなきちんとしたビジネスホテルでした。そのため街中で拾うタクシーとは違い、しっかりした会社のタクシーを呼んでくれるだろうと安心しきっていました。

 そして早朝にきちんとタクシーに乗って、空港に移動できたことに安心していて、ふと運転手の方をみると・・・
 「め、メーターが動いてない・・・!!!」
 そうです。メーターがあるはずのところにメーターがなかったのです。これはぼったくられるやつ!と眠たいながらも瞬時に理解しました。この頃は韓国語も勉強したてで、本当に初心者の初心者でしたが、ぼったくられたくない一心で運転手に韓国語で話しかけました(笑)

 「空港までいくらですか? / 공항까지 얼마입니까? 」

 内心ドキドキでしたが舐められたらだめだと思い「私韓国語出来ますけど?」と自信満々な感じで聞きました。それで返ってきた答えが・・

 「1万ウォン。/만원.」

 数字の聞き取りは超絶苦手でしたが、火事場の馬鹿力でなんとか聞き取ることができ、特にぼったくられることもなく帰国することができました・・・(今思えば、あの距離短い距離で1万ウォンはやっぱり若干ぼったくってる気もするけど・・・)

 もしタクシー運転手にぼったくられそう、メーターが作動してない!なんてことになったら、語学ができない場合でも日本語でも強い意志を持って抗議してみることが大事だと思います。そして、その場の雰囲気に応じて、対応が必要となります。(あまりにもこちらから文句を言いすぎると別のトラブルに巻き込まれる可能性もあります。やばそうだな、と思ったら時には引き下がることも大事です。)

ケース③:危険運転をされて危うく事故に巻き込まれそうになる

 最後の体験談です。前2つより、私はこの体験が一番怖かったです。乗った瞬間は運転手は普通のおっちゃんでした。それなのに、運転し出すと性格が豹変。こっちは何も言ってないのに無駄に車線変更しまくって、無理な車線変更を繰り返すために後続の車にクラクション鳴らされまくり。一度は危うく後続車とぶつかりそうになりました。そして左に曲がってと言っているのに、右に車線変更してひたすら右に寄って行ったり・・・

 私はここで死ぬかもしれない。

 本気でそう思いました(笑)全然目的地に着いていなかったけれど、乗車後数分で「もうここで降ろしてください!」と下車しました。運転手のおっちゃんは、「お前の指示がわかりにくいからダメなんだ、日本語も英語もわからん!韓国語を話してくれ!」といったような内容の文句をぶつぶつと最後まで言っていました。今思うと、飲酒運転だったのでは・・?と思うほど、運転手のおっちゃんは呂律もおかしかったのです。

 こんな運転手に出会うことは本当にレアだと思いますが、こういうこともあると紹介させていただきました。このことがあってからは、必ず乗車前に運転手の様子を確認するようになりました・・・(いろんな経験をすると、自分の身を守る技術が磨かれていきますね・・)

上手にタクシーを利用して、楽しく韓国旅行を!

 ここまでいろいろと書きましたが、私が韓国旅行をしていて、出会ったタクシー運転手はほとんどがいい人たちでした。「日本に行ったことあるよ!」と話しかけてくれたり、韓国語を教えてくれたりする優しい運転手さんもたくさんいました。トラブルを恐れるあまりタクシーに乗らないのは勿体ないです。韓国のタクシーは安くて、楽にいろいろな目的地に行けます。効率的に観光地やお店などを回れることができます。トラブルに遭わないように、最大限注意しながらタクシーを上手に利用して韓国旅行を楽しみましょう。

 そしてトラブルに遭った場合は、自信がなさそうにしていると弱味につけこまれやすいです。言葉が出来ないから、通じないから・・と何も言わないのではなく、嘘でもいいので自信を持って、毅然とトラブルに対処することが大切です。トラブルに巻き込まれても落ち込まずに、旅行を楽しみましょう。小さいトラブルは後で旅行の思い出話になります。またトラブルに巻き込まれると、自衛力が身に付きます(嬉しいのか悲しいのか・・・)

韓国でタクシーに乗るときの注意点まとめ

  • 目的は口頭ではなく地図や文字で伝える
  • メーターが動いているか、乗車後すぐに確認する。(動かしてくれなければ下車を。)
  • トラブルになった際はすぐに下車(なるべく人通りの多いところで)。
  • トラブルになることも考えて、タクシーに乗る前に予めナンバープレートは写メ等残しておく。
  • トラブルに遭っても冷静に対処し、警察(112番)や韓国観光公社観光苦情申告センター(1330番、日本語可)へ相談を。
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