
今回は私の美容ライターになるまでの経緯を紹介します。
美容ライターってどんな仕事?どうやって仕事をもらえるの?などなど、気になるポイントをまとめています。
ライター経験はまだ3ヶ月ほどで、駆け出し中の駆け出し。
ですが、楽天のコスメサブスク「RAXY」で継続で記事を作成している実績があります。
本記事がライター初心者さんの参考になれば嬉しいです。
私が美容ライターを目指した経緯

【副業を始めるきっかけ】大手企業の仕事に嫌気がさしていた
今の本業は薬局薬剤師ですが、その前は医薬品開発をしていました。
会社はいわゆる大企業で、福利厚生も整っており、有給はとり放題、在宅勤務にフレックスタイム。
大学の同期に話しても、みんなから羨ましがられるような恵まれた職場環境でした。
おまけにパワハラやセクハラなどの研修が頻繁に行われており、上司や先輩も超絶優しい。
誰も怒鳴ったりしませんし、仕事でミスをしても仕事のやり方の改善を求められるだけ。
責められることもなく、ホワイト企業のなかでもホワイトでした。

みんなにこう言われますが、「仕事が超絶、クソつまらんかったのです」。
私が育児中ということもあり、回ってくる仕事はデータ整理やメール作成などの誰でもできるような仕事ばかり。
簡単で楽っちゃ楽ですが、こんな仕事ばかりしていて将来の私大丈夫?と悩み、副業に興味を持ち始めます。
【副業の種類選び】韓国に関係する仕事をしてみたかった
副業というと、プログラミングやイラスト等々、種類は山ほどありますね。
私はパソコンが得意なわけでもなければ、絵を描いたり歌を歌ったりと芸術的な才能も皆無。

と考えたときに、人より韓国が好きなので、韓国関係の副業を探すことに。
さらに文章を書くことが好きで、学生時代は理系なのに数学や化学より国語の方が得意でした。

こんな軽い気持ちで、韓国に関連したWebライターになる決意をします。
【副業受注】初めて美容系ライティングの仕事をもらえ、美容ライターデビュー
先にも書いた通り、私は当初、韓国系のWebライターを目指していました。
しかし、ある問題にぶつかります。

そう、KーPOPや韓流ドラマが流行っているせいか、韓国系のライティングは激戦区だったのです。
そこで視野を広げて、美容系のライティングを探すことにしました。
元々インスタグラムで韓国コスメの発信をしていることもあり、そのことをアピールするとすんなりと仕事の受注に成功しました。

美容ライターってどんな仕事?誰でもなれる?
世の中の女性・男性に美容の楽しさを伝えるお仕事
美容ライターは、美容の楽しさを文章にしてみんなに伝える仕事です。
例えば、生理前にニキビができたとします。
そんなとき、皆さんはどうしますか?

と思う人も多いんじゃないでしょうか。
誰かが美容の悩みをググった時に、解決方法が書いてある記事を書くのが美容ライターの仕事です。
美容ライターと個人ブロガーの違い
最近は、個人で美容ブログを書く人も増えていますね。
どちらも美容に関する文章を書くのは同じですが、違う点も多々あります。
美容ライターはクライアントの指示に従わなければなりません。
最初から記事テーマはクライアントに決められています。
テーマが与えられると、ネットや書籍などで知識を集めて、文章を形にしていきます。
自分の苦手な分野やあまり知らない分野でも、調べて書かないといけないことがライターとブロガーの一番大きな違いです。

PCがあれば誰でもライターなれる時代
昔は紙媒体の記事がメインだったこともあり、ライターといえば特別な人がなれる仕事でした。
ですが今はWeb媒体の記事がメイン。
パソコンさえあれば、誰でもどこでもライターになれてしまう時代です。
美容ライターも例外ではありません。
ランサーズやクラウドワークスなどのクラウドソーシングのサイトも増えて、個人での仕事の受注もしやすくなりました。
人よりも少し美容について詳しい・文章を書くのが苦ではない。
そんな人であれば、誰でも美容ライターに挑戦できます。
美容や文章に関する専門資格がなくても大丈夫
もし初めて美容ライターを目指すならば、資格が必要なのではないか?と心配になるはず。
かつての私もそうでした。
結論からいうと、資格は必要ありませんが、勉強は必要です。
現に私はコスメに関する資格はありませんし、ライティング検定2級は落ちてしまっています。
それでも仕事はもらえています。
初心者ながらに美容や書くことについて真剣に学んだから、仕事につながったと考えています。
提案文が却下され、テストライティングで落ちて、何度も挫けそうになりました。
ですがその度に、どこがダメだったのかと自分なりに考えて、改善を続けてきました。
資格云々を気にするより、失敗しても改善を続けていくことが大切です。

美容ライターに必要なのはリサーチ力と行動力
先ほど資格は不要と書きましたが、ライターに必要なことがあるとすればそれは「リサーチ力」です。
知らないことでも一から調べて、文章に起こして、提出する必要があります。
間違ったことを書けないので、知っている知識でも念のためと調べ直したりすることもしばしば。
実は書く時間よりリサーチする時間の方がはるかに長いのです。
そして「行動力」も必要です。
会社であれば、デスクに座っていれば、仕事は勝手に降ってきます。
ですが、フリーの美容ライターだと、自分から仕事を探さねばなりません。

美容ライターの仕事の探し方

クラウドワークス
日本で最大手のお仕事マッチングサービス『クラウドワークス
』。
最大手というだけあり、案件数が多いです。
どんな仕事があるのか、どのくらいのお金で募集されているのか、等々見るためだけにでも、登録しておいて損はありません。
ライターだけでなく、プログラミングやイラストなど多岐にわたる案件が募集されています。

ランサーズ
クラウドワークスに並んで、大手のクラウドソーシングサービス。
案件数はややクラウドワークスに劣りますが、こちらもとりあえず登録しておいて、併用で使うのがおすすめです。
クラウドワークスより、サポート体制が充実しており、初心者でも安心して使えるサービスだと思います。

ココナラ
最後にココナラを紹介します。
ココナラと言えばイラストなどの売買を行っているイメージでしたが、文章の売り買いも可能です。
自分で納期を決められる点が、クラウドワークスやランサーズと大きく異なる点です。
ココナラは案件に応募するのではなく、自分から募集を出して買ってもらうカタチです。
ひよっこ美容ライターの今後は?
なんとか美容ライターとしてのスタートを切ることができた私。
当初は、とにかく1件でいいから継続案件を手に入れることが目標でした。
そして継続案件を手に入れた今、読者やクライアントに満足してもらえるような記事を継続して書くことが次の目標になっています。
面白い内容を書くのはもちろん、今は赤ペンで日本語の修正が多いので、赤ペンで修正の入らない文章を書けるようになりたいと思っています。
そして薬剤師と子育ての傍らで、美容ライターをするのは意外と骨が折れます。
ひと記事書くのに、何時間、何日もかかるので、これ以上仕事を増やすのは現段階では無理だな、と。
徐々に仕事の幅は増やしていきたいですが、当面は今ある仕事と向き合おうと思っています。
