最近、韓国語の本を読み始めました。そこで初めて出会った言葉があります。
「작은아버지」
最初見たときはなんのことかさっぱり。「아버지(アボジ)」がついているから、なんとなく父親関係の単語なんだろうな。
でも、「작은(チャグン)」ってなんだろう。「작다(チャクタ)」の連体形かな?と色々と考えがめぐりました。
みなさんはこれだけ聞いて、この単語が何を意味しているのかわかりましたか?もしくは最初から知っていた!という方もいるかもしれません。
答えは「叔父」。厳密には「父親の弟」を指します。
작은(小さい)+아버지(父)=「작은아버지(父親の弟)」です。

初めて挑戦する韓国語の小説
「큰〇〇」
先ほど「작은(小さい)」を紹介しましたが、逆の表現で「큰(クン)」もあります。
「大きい」という意味で、原形「크다」の連体形です。
どういう風に使われるのか見てみましょう。
- 큰형(上の兄)
- 큰애(一番上の子)
- 큰아들(上の息子)
- 큰딸(上の娘)
- 큰아버지(おじ・父の兄)
- 큰아빠(おじ・父の兄)
- 큰어머니(おば・おじの妻)
私は2人の娘がいますが、今まで二人とも「딸(タル)」と読んでいました。
上の娘に熱が出た時は

とただ単に「딸」を使っていましたが、これを知ってからは「큰딸(上の娘)」を使うようになりました。

一言「큰」を付け加えるだけで、より詳細に話ができるようになりました。相手によく意味が通じるようにもなり、「下の娘(작은딸)は大丈夫なの?」と話も広がるようになりました。
「작은〇〇」
「작은(小さい)」が使われる呼び方もみていきましょう。
- 작은애(下の子)
- 작은아들(下の息子)
- 작은딸(下の娘)
- 작은아버지(おじ・父の弟)
- 작은어머니(おば・おじの妻)
- 작은형(下の兄)
先ほど同様の使い方が可能です。
お兄さんやお姉さんが二人いる方は、「큰형/큰오빠(上の兄)」「작은형/작은오빠(下の兄)」「큰누나/큰언니(上の姉)」「작은누나/작은언니(下の姉)」と使い分けられるようになるといいですね。

と家族を説明できれば、相手に兄が2人いることをすぐに伝えられますね。
おじさん・おばさんのその他の言い方
ちなみにおじさん、おばさんには別の言い方があることをご存知ですか。
むしろ、おじ・おばに対してはこちらの呼び方の方が一般的です。
- おじ=삼촌(サムチョン)
- (父方の)おば=고모(コモ)
- (母方の)おば=이모(イモ)
おばさんだけ父方か母方かで単語が異なり、少しややこしいですがテスト頻出単語ですので覚えておきましょう。
まとめ
今日のまとめです。
- 큰〇〇=上の〇〇
- 작은〇〇=下の〇〇
- 삼촌=おじ
- 고모=(父方の)おば
- 이모=(母方の)おば
どれも初級レベルの単語を組み合わせて作れる単語ばかりです。
すでに知っている単語を組み合わせて、うまく韓国語の語彙力を上げていきましょう!