韓国語の授業を受けるときや韓国人の友だちを作るとき、どうしても避けて通れないのが『自己紹介』。初級・中級・上級とレベル問わずに自己紹介を要求される場面は訪れます。
みなさん、自己紹介はどのようにしていますか?名前や出身地だけ言って終わっていませんか?
名前や出身地だけの自己紹介はもったいない!
自分がどんな人であるか伝えられると、相手にもっと興味を持ってもらえるかも?!
自己紹介は会話ではなく、こちらが一方的に話すことができます。そのため自己紹介文を自分のなかで決めてしまえば、初心者でも簡単に多くのことを話すことができます。
最初は名前しか言えなくても、少しずつ話せる内容を増やしていきましょう!
저는 〇〇입니다. / 私は〇〇です。
最初に名前から。『저는 〇〇입니다. / 私は〇〇です。』と表現します。〇〇の部分に学生や会社員などの職業や国籍、年齢などをいれても使えます。
自分のことを指す「저」という単語ですが、これは丁寧な言葉です。友だち同士であれば、同じく自分を指す言葉である「나」も使うことができますが、最初は「저」を使ったほうが無難でしょう。
また語尾の「입니다」はすべて「이에요/예요」に置き換えられますが、パッチムの有無によって形が変化するため、初級者のうちは「입니다」を使うほうが楽です。
- 저는 아야입니다(私はあやです)
- 저는 학생입니다(私は学生です)
- 저는 회사원입니다(私は会社員です)
- 저는 일본 사람입니다(私は日本人です)
- 저는 한국인입니다(私は韓国人です)
- 저는 서른 살입니다(私は
自分の名前+職業+年齢は言えるように、あらかじめ職業と年齢の韓国語を調べておこう!
〇〇에서 왔어요 / 〇〇から来ました
出身地の言い方がこちら。「日本から来ました」でもいいですし、「大阪から来ました」など地名を言っても伝わることが多いです。
- 일본에서 왔어요(日本から来ました)
- 오사카에서 왔어요(大阪から来ました)
「〇〇に住んでいます」は「〇〇에서 살아 있어요」。
〇〇을/를 좋아해요 / 〇〇が好きです
上2つで紹介したことが最低限伝えることだとしたらこれはプラスアルファの部分!
〇〇に入れる部分は名詞です。例えば、「音楽」や「映画」など。
では、「〇〇すること」と伝えたいときは「語幹+는 것을 좋아해요」と表現します。-는=〜する(連体形)、것=ことの意味です。
最初は単語一つで好きなことを表して、慣れて生きたら徐々に「〜することが好きです」と表現できたらいいですね。
- 음악을 좋아해요(音楽が好きです)
- 한국 드라마를 좋아해요(韓国ドラマが好きです)
- 요리하는 것을 좋아해요(料理をすることが好きです)
- 먹는 것을 좋아해요(食べることが好きです)
パッチムの有無で「을/를」と変化するので気をつけてね!
動詞の連体形を作る「-는」はパッチムの有無に関わらず同じ形だよ。
少し硬い表現だけど「취미는 〇〇입니다(趣味は〇〇です)」も使えるよ!
〇〇に好きな単語を入れてね!
〇〇이/가 있어요 / 〇〇がいます
家族構成や恋人の有無を聞かれたときに使えるのがこの表現。〇〇には、兄弟や子ども、旦那・妻、彼氏・彼女を入れます。
韓国語では、自分が男か女かで兄・姉の呼び方が変わります。男の人は형(兄)・누나(姉)と呼び、女の人は오빠(兄)・언니(姉)と呼びます。
- 여동생이 있어요(妹がいます)
- 형/오빠가 있어요(兄がいます)
- 아들이 있어요(息子がいます)
- 아내가 있어요(妻がいます)
自分の家族構成は言えるようになっておくと良い。
恋人の有無などはいきなり言うと引かれる可能性があるので、注意しよう!
しかし全世界共通で、彼氏彼女の話題は盛り上がる。
彼氏・彼女がいてもいなくても盛り上がる(笑)
まとめ:自己紹介例
韓国語レッスンで新しい先生に当たるたびに自己紹介してきました。
大体毎回いうことは同じで、私の場合はこんな感じです。
1,2,6番の文章は決まり文句です。
- 안녕하세요(こんにちわ)
- 처음 뵙겠습니다(初めまして)
- 저는 아야입니다(私はあやです)
- 회사원이에요(会社員です)
- 한국 음악하고 여행을 좋아해요(韓国の音楽と旅行が好きです)
- 잘 부탁합니다(よろしくお願いします)
自己紹介をして、5番の好きなことについて質問されることが多い!
それだけ興味関心を持たれやすいってこと。
好きなことは言えるようになろう!